リモートからの講演者が多い場合、コントロールするのが難しいですよね。人数が多かったり、会全体の時間が長かったり、講演者の方々をスムーズにアテンドするのは結構大変な労力です。

一般的な方法としては、本番の配信用の回線とは別の回線を使って、例えば携帯電話でやりとりして、本番時間になったら誘導する、というのが最も確実で一般的なやり方だと思います。ただ、講演者の人数が多い場合、それらを個別にやっているとエラい大変です。そんな時に、まとめて講演者をコントロールする1つの方法をご紹介します。

リモート講演者を別会議に集める

リモート講演者が多い場合に、全部まとめてコントロールするやり方です。出演者の控室として、本番用の配信部屋とは別に、もう一つ部屋を作って一元管理します。これだと、まとめて説明できますし、本番が来たら送り出すだけです。

【仕様解説】
リモート講演者は、zoom①に入ります。一般参加者はzoom②に入ります。zoom①では、事前打ち合わせを行い、順番が来た講演者にスポットライトを当てて、スイッチャーで本番の配信へと送り込みます。

本番中はzoom①は全員がミュートにして、打ち合わせなど会話をする事はできませんが、司会の方にカメラが切り替わったら、次の講演者の出番までは全員と会話をする事が可能です。

また、スタッフPCのzoomアカウントに、スイッチャーの映像を入れる事でzoom①でも本配信の様子(zoom②)を見る事ができます。

以上のように、zoom部屋を2つ作り、講演者(出演者)用の部屋を用意します。この部屋は、控室でもあり本番ステージとしても使えます。多数のリモート講演者をまとめてコントロールする事ができて、効率的です。

*イベント形式(前提条件)によっては、部分的に変えて運営した方がいい場合もありますし、全然違うパターンで運営した方が良い場合もありますので、1つのパターンとして参考にして頂けたらと思います。

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