今年は、コロナと共に私達の仕事も大きく変わった一年でした。これまでのオフラインのイベントから、一気にオンラインの配信イベントをお手伝いする事になりました。元々、映像・WEB制作・イベント運営を事業としてきましたが、これらが組み合わさったWEBのライブ配信をここまでお仕事として行うようになるとは思ってもいませんでした。そんな一年を振り返りたいと思います。

イベントが全てオンライン配信へ

これまで決算発表、記者発表、セミナーなど各種イベントの運営に関わってきましたが、映像関連で言えば、映像収録だったり大型スクリーンに映像を映し出す、というものがメインでした。しかしこの一年で、それらの映像をWEB配信するという業務にかわった訳です。WEBでのライブ配信を行った経験はありましたが、イベントの全てがオンライン配信に変更した事で、様々な問題にぶつかってきた一年でした。

これまでは、会場にいる人だけが出演するのが当たり前の形だったので、難しくなかったのですが、Zoomの普及で遠隔からリモート参加するイベントが増えて、色々とシステムを工夫しながらの中継を行う事になりました。一番大変だったのは、イベントの仕様に合わせて毎回システムを工夫しなければならない点でした。

会議室で行う小規模ライブ配信

もうひとつ大変だったのが、規模の小さなオンラインイベントが増えた事です。少ない予算に対応するために、WEB用のスイッチャーを用いるようになったのも今年からです。少人数でオンライン配信イベントに対応するために、一人で何役もこなすという現場が増えました。

オンラインイベントの利点

これまでのイベントではあり得なかった、オンライン配信だからこその利点に、改めて気づく事ができました。それは学校の運動会をライブ配信した時の事です。親御さんに向けたライブ配信だったのですが、後日アンケートを見せてもらうと、「遠方で暮らしている祖父母が喜んでいた」とか「お父さんが仕事場で見る事ができた」などの感想が寄せられていました。

コロナ禍でなくても、運動会に参加できなかった遠方に暮らす祖父母や、仕事で行けなかったお父さん、そんな人達がオンライン配信のおかげで運動会を見る事ができた訳です。そんな感想がいくつも寄せられていて、オンライン配信の必要性や役割を改めて認識する事ができました。

オリンピックが延期されるような非常事態。今後、世の中がどう変化していくのかわかりませんが、オンライン配信の魅力をより活かせるようなサポートができたらなと思っています。

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